応募数が予定募集数の上限に達したため、本ツアーの募集は締め切りました。
日本バイオ作物ネットワーク(JBCN)会員の皆様、こんにちは。理事長の徳本です。
先日緊急でお知らせした米国アイオワ州の農業視察ツアーですが、視察内容が概ね決まりました。航空券やホテル確保のため、本視察ツアーの募集は9月8日(日)を以て締め切ります。なお、定員に達した場合は締切前でも募集を停止いたしますのでご了承ください。詳細調整のため、締切りまで時間のない状態での告知となってしまったことをお詫びいたします。
なお、8月8日にメールや記事で事前告知をしましたが、正式に発表する前からぜひ参加したいと申し込まれた方が3名おられましたので、現時点で募集枠の残りは1名となっております。
また今回は、初めての試みということもあり(そしておそらく今後も)、旅行会社が催行するツアーのように旅券やホテル等を手配することができません。基本的にはこちらが計画した日程に合わせて参加者ご自身で購入していただいたり、メンバー全員で話し合って宿泊先等を決めたりする必要があります。ご承知のうえ、参加をご検討ください。
■予定募集数:最大4名 → 残り1名
■日程:2024年10月30日(水)日本発 ー 2024年11月6日(水)日本着(詳細はこちら)
■視察内容:以下、参照ください
■費用:参加者が負担するもの/航空券 25〜30万円(羽田 – デモイン往復)、宿泊費 15〜20万円(5泊)、World Food Prize参加費 約6万円、食事、個人での物品購入⚪︎JBCNが負担するもの/通訳代、レンタカー代、訪問に係るその他の経費
前回の告知記事でもお伝えしましたが、世界的な農業組織であるGlobal Farmer Networkの協力の下で実施される本農業視察ツアーは、World Food Prize参加も含めて、通常ではまず実施不可能なツアーです。これは遺伝子組み換え技術を活用した農業の現場を実際に見て、実感・体感できる非常に貴重な機会となります。ぜひご参加ください。
なお、視察の全行程で通訳を付ける予定です。英語に自信のない方でもご参加いただけるツアーにしたいと思っておりますので、ご不安な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。その他、ご不明な点があればぜひお問い合わせください。
アイオワについて
東にミシシッピ川、西はミズーリ川。2つの大河を要するアイオワ州。川が生み出す肥沃で広大な大地には、生産量全米一のとうもろこし畑が広がります。世界有数の穀倉地帯である同州を代表する農家たち、企業、施設を訪問し、意見交換します。
画像はイメージです(出典:ABC News)
World Food Prize(世界食糧賞)
World Food Prize(世界食糧賞)は、世界食糧の質、量、および入手可能性を改善することによって人類開発の進歩に貢献した、個人の功績を称える最大な国際的アワードです。賞金25万ドルの世界食糧賞は、米国アイオワ州デモインで10月に開催されるWorld Food Day(世界食料デー)前後の受賞者表彰式で国際シンポジウム「ボーローグ・ダイアログ(Borlaug Dialogue)」と共同で正式授与されます。
JBCN理事長の徳本修一が所属するGlobal Farmer Networkにおいて、メンバーの中から顕著な活動を示した農家に贈られるKleckner Awardの受賞者としてWorld Food Prizeにて正式に承認され、スピーチを行う予定です。
写真2点ともIowa State Capitol(アイオワ州会議事堂)
視察先(予定)
農家: Mitchell Hora
1978年から不耕起農業に取り組んでいる農場。トウモロコシ、大豆を生産。7代目農家であるミッチェルは2015年にコンティニュアム・アグ社を設立し、テクノロジーを活用した土壌の健全性の数値化・改善を図る農家支援も展開している。YouTubeでの発信も積極的に取り組んでおり、アイオワを代表する若手農家の一人である。
HP: https://continuum.ag/
農家: Bill Couser
アイオワを代表する農場の一つ。数千エーカー(1a=0.4ha)でトウモロコシ、大豆、アルファルファを栽培。カウザーキャトル社も経営、約6000頭の牛を飼育。特に環境保全型の耕畜連携経営に強みを持ち、全米環境スチュワードシップ賞、全米牛肉品質保証賞、全米環境管理賞、アイオワマスターファーマー賞、など、数々の受賞歴を持つ。
農家: Mark Heckman
4代目農家であるヘックマン農場、約1500エーカー(600ha)の農地でトウモロコシを生産。特に土壌の健全性に注力しており、土壌健全性研究所(SHI)、土壌健全性パートナーシップ(SHS)と連携し、不耕起、最小耕起、カバークロップ、肥料最適化の精密農業など含め、科学的視点の土壌マネジメントを実践している。また、食料、飼料、燃料の持続可能な生産の改善に力を注いでおり、農場外ではEcoEngineers社で戦略開発ディレクターを務めている。
企業: Corteva Agriscience US
ダウ、デュポン、パイオニアから始まり100年以上の種子イノベーションの歴史を持つ施設。テストフィールドの視察を含め、種子イノベーションの歴史、現在地、そして未来を学び、ディスカッションします。
HP: https://www.corteva.us/
施設: Lock and dam
米国穀物輸送を支えるなり内陸水路の要、ロックアンドダム。壮大なスケールの水路インフラは圧巻。今回は特別に穀物の積み込みの様子なども見学する。
HP: Wikipedia
日程(予定)
- 2024年10月30日 羽田国際空港(HND) 18:25 – シカゴ・オヘア国際空港(ORD) – デモイン国際空港(DSM) 21:46 – 宿泊先
- 2024年10月31日 世界食糧賞 World Food Prize 参加
- 2024年11月1日〜4日 上記農場等を候補地とする農業視察ツアー
- 2024年11月5日 デモイン国際空港(DSM) 11:25 – シカゴ・オヘア国際空港(ORD) – 羽田国際空港(HND) 11/6 21:05
その他
- 航空券は、当ツアーの日程にあわせて参加者ご自身でご購入ください。上記日程内の航空便は例ですが、アメリカ入国時は10/30にデモインに入るようスケジュールしてください(翌10/31の朝からWorld Food Prizeの予定が入っているため)。
- 当ページ掲載の予算は概算であり、費用が表示価格内に収まることを保証するものではありません。航空券やホテルの予約時に価格が上昇している可能性があります。あらかじめご了承ください。
- JBCNは本ツアーにおける事故、トラブル等によって参加者が被る損害を補償できません。必要な場合、旅行保険をご自身でご購入ください。
- 本ツアーは全行程、撮影いたします。映像に映り込む可能性がありますが、お申し込みを持って同意とみなします。
応募数が予定募集数の上限に達したため、本ツアーの募集は締め切りました。