日本バイオ作物ネットワーク(JBCN)が注力するオンラインカンファレンスは、メインスピーカーとして招聘した海外の農家のリアルな声をダイレクトに聞くことのできる、日本でほぼ唯一のコンテンツです。
JBCNはこのたび、オンラインカンファレンスに関するアンケートを実施しました。意図としては、開催する曜日や時間帯、カンファレンスの内容について改善できる点がないかを探るためでした。
このアンケートの中に、オンラインカンファレンスについて感想をお聞きする項目がありました。お寄せいただいた声の中から一部を紹介したいと思います。
内容として、今後生産者が考え、戦略を立てなければならない内容であった為、非常に有益であったと感じました。一方、生産者は「自分の栽培」に関わる内容には貪欲である反面、大きな意味での「戦略」、「方向」についての学びには中々に腰が上がらないのかな?とも感じました。ここに腰を上げてもらうことが、今後のこの国の農業の発展の為に欠かせないと考えているので、悩ましさも感じました。
日本とオランダの消費者では有機に対して全く違うイメージを持っているのかと思っていたが何処の国も同じ何やとびっくりした 多少の制度の差でしかないんだなと
有機農業に携わってる身としては、 知らないこと、わかってなかったことの連続です。同業(仲間も含め)都合の悪いことも発信されてるなと思っています。 今はインプット中心ですが、タイミングや手段を考えながらアウトプットしていきたいと思いました。
英語スキルが高くない者にとっては、手に入れることが難しい情報を深い内容にまで触れることができたことはすばらしい。また世界は広いが農家の置かれる現実や悩みに共通点が多いことや、解決の糸口がそこにあることには励まされる内容でした。 とはいえ、中山間地域でちりばめられた寄せ集めの農地で、しかも基本は水田の土地を無理やり畑地化してこなしていく現実にはどう当てはめて、参考にしたら良いのか悩むところ。
世界の最先端の情報を知る事ができ、非常に有意義なカンファレンスだと思っています。
世界の素晴らしい農業者のリアルな話を伺うことができ、とてもエキサイティングです。どの国の農業にも課題はあり、問題解決をした/しようとする素晴らしいエネルギー・行動よくに、とても勇気をもらっています。
形は違えど問題意識を共有し、日本の農業をより良い方向へと向かわせたい、向かいたいと考える農家の仲間と情報や知識、時間を共有できるのは素晴らしい体験です。今後もよりよいカンファレンスを開催できるよう、進めていきます。
オンラインカンファレンスは、JBCN会員のみが参加できるクローズドなイベントです。ご興味のある方はぜひ、JBCNにご参加ください。