大切なお知らせ

こんにちは、日本バイオ作物ネットワーク(JBCN)理事長の徳本修一です。

今回は大切なお知らせがあります。

JBCNのミッションは、WEBサイトにも掲載しておりますが、以下のとおりです。
私たちの最終的な目標は、バイオテクノロジーなどを活用し、日本国内における食料や飼料の安定供給に寄与、農業により環境に与える負荷を低減した持続可能な農業、次世代に継承すべき新しい農業の確立を実現することです。そしてこれらの実現の本当に必要となる政策とは何かを議論し、国に提言していきます。
https://www.japan-biotech-crop-network.com/about-us/#mission

このミッションを達成すべく、オンライン/リアルカンファレンスによる海外農家との交流や情報交換、遺伝子組み換え技術の動向等の情報配信を主体として、1年半、活動してきました。しかしこの活動内容では、ミッションの達成、これに必要なメンバーの団結、メンバーのみなさんの実際の行動につながる動機づけの提供に至ることが難しいと感じています。

そこで年度の途中ではありますが、これまで実施してきたオンラインカンファレンスの定期的な開催を中止することにしました。伝えるべきトピックや議論すべき議題があれば、不定期に開催する予定ですが、いったん定期的な開催は中止とします。昨年12月に東京で開催したようなリアルカンファレンスについては年に一度、開催する方向で考えています。

今後、JBCNで力を入れていきたいのは、「社会課題の解決のための、遺伝子組み換え作物やゲノム編集作物といったバイオ作物の社会実装」です。これは先述したミッションと同じ内容ですが、より具体的な活動へとシフトしていきます。

その初動として、この秋から、ロードマップの作成を開始します。メンバーから数名、ロードマップ作成プロジェクトチームに加入してもらうことを考えています。また作成の過程や議論の場は、オンライン等で公開し、他のメンバーにも視聴したりコメントでご意見をいただけるよう、できるだけオープンなかたちで進めていくことを検討中です。

ロードマップを作ること自体が目的ではありませんので、単なる机上論に陥らないよう、農家以外のステークホルダーの方からも意見をいただきながら、実現可能性の高いものを作っていく予定です。

2023年は150名以上いたメンバーは、今年、2024年には役半分に減りましたが、バイオテクノロジーに対する強い関心や、日本農業の未来に対する責任感をお持ちの方が残り、また新たに参加してくださっていると感じております。ぜひ、メンバーのみなさんと一緒に、JBCNのミッションを実現させるべく、共に行動していきたいと考えておりますので、ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。

なお、先述の「ロードマップ作成プロジェクトチーム」に加入いただくメンバーについては、初動につき、JBCN理事会で選定させていただきます。今後こうした参加型のプロジェクトをどんどん動かしていく予定でおりますので、プロジェクトチームへの加入については自薦、他薦など含め、方法を検討していきたいと考えております。

以上、ご意見やご不明な点があれば、コメント欄にてお知らせください。

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