遺伝子組み換え技術の最新動向サマリー( 2024年8月)

出典:HOBIA NPO法人 北海道バイオ産業振興協会

植物

  • タイがゲノム編集規制を承認
  • 遺伝子研究が旱魃に強い綿花生産を導く
  • ニュージーランド、遺伝子技術規制を更新
  • 欧州食品安全機関(European Food Safety Authority、EFSA)の GMO Panelが遺伝子組換えトウモロコシDP910521の安全性を従来型と同等と結論
  • 世界のトランスジェニック種子市場は2033年までに809.1億ドルに達すると予測
  • 野生トマトの塩ストレス耐性を解析
  • 欧州食品安全機関(European Food Safety Authority、EFSA)の GMO Panel 遺伝子組換えトウモロコシ MOON95275 の安全性を従来型と同等と結論
  • ブラジルにおける葉酸バイオ強化 GM レタスの消費者受容性
  • 「植物の思春期 」の原因となる遺伝的変化を特定
  • 動物性タンパク質の植物への影響をレビュー

動物

  • ゲノム編集により A 型インフルエンザウイルスに抵抗性のブタを作出
  • アフリカ豚熱ウイルス対策に CRISPR を使用

食糧

  • Boyce Thompson Institute (BTI) の研究がジャガイモ疫病病原体の起源と世界的広がりを解明
  • 中国産サクランボのゲノムから、より硬い果実の食感を生み出す遺伝子が発見

環境

  • ゲノム編集されたポプラの木が高強度圧縮木材を生産

ゲノム編集に関する特記事項

  • 粒の大きさ遺伝子のゲノム編集でイネの外観と収量が向上
  • CRISPR を用いてリンゴの香りの質を高める
  • 英国の慣行農場で初のゲノム編集作物試験が行われる
  • CRISPR によりダイズモザイクウイルスに対する抵抗性が向上