JBCNの2024年度がはじまります

日本バイオ作物ネットワーク(JBCN)理事長の徳本です。

JBCN元年となった2023年度。本当にあっという間の1年でした。数度開催した海外のバイオテクノロジー農業を実践する農家を迎えたカンファレンスには大きな反響をいただき、いよいよこの日本の農業界にも、新しい風が吹きはじめたように思います。

さて、2年目となる2024年度は、先日4月10日のYouTubeライブ「令和6年度の活動を始める前にみなさんと話したいこと」でお伝えしたとおり、日本でのバイテク品種作付けに向けた具体的なアクションを検討し、実行していきます。

https://www.youtube.com/watch?v=LKAKoUUVAls

海外の遺伝子組み換え(以下、GM)飼料米、GM大豆、GMトウモロコシなどを日本の水田ローテーションに取り入れ、不耕起や簡易耕起による圧倒的生産性向上と環境保全を両立し、補助金に過度に依存しない自立した日本の水田経営、飼料作物の増産を実現するために、今年立ち上がったマイコスDDSRに関する農水省タスクフォースのメンバーの一人として、GM作物の選択肢導入を国に働きかけていきます。

GM作物を生産する海外の農場をメンバーで訪問し、現地の農家と意見交換するなど、グローバルファーマーネットワークをはじめ世界の農家と直接繋がっているJBCNだからこそ実現できるファームツアーも計画しています。

JBCNのアクションに、世界の農家も注目しはじめています。すでに参画くださっているメンバーは、ぜひ今年度もJBCNでの活動を通じて、日本の農業の未来を切り拓いていきましょう。

新規メンバーの入会ももちろん歓迎です。新規入会についてはこちらのページをご覧ください。